自転車ナビ

ゼロックススーパーカップに参戦することにしたのだが、自宅の練馬から日産スタジアムの距離が30㎞強ということで、自転車で行くことにした。ただし土地勘のない場所で迷って時間を無駄にしたくなかったので、携帯ナビを使うことにした。

準備

これまでの経験から、ナビを見るために携帯を一々ポケットから取り出すとそれだけで無駄に時間を食うことが判っていたのでハンドルに設置する携帯用ホルダーを用いることにした。入手したのはこれ。

仮に脱落して携帯を落としても、カバー式なら最小限のダメージで済むだろうということから選択。ただ、実際に携帯を入れてみると、電源ボタンへのアクセスが非常にしづらい。自分の使用する、Xperia Aは側面に電源ボタンがあるのだが、ビニール越しに無理やり押さざるを得ない。バッテリーを節約するためにこまめに画面を消したりしたい時不便だ。また、電源供給用コネクタも側面なため、バッテリーから電源を摂りながら運用することもできない。(もしかしたらL型のプラグを持つケーブルならいけるかもしれない)

また、ナビ使用では相当バッテリーも消耗するだろうから、予備のバッテリー。充電しながらの走行は出来ないが、試合中に繋いでおけば回復するだろうと期待。

ナビに関しては特に用意せず、グーグルマップの徒歩用ナビを使ってみた。自動車用と違って徒歩用は最短距離となるためその分自転車では効率的だろうと思ったからだ。

こんな感じでゼロックスに参戦した。

感想

ホルダー自体は非常にしっかりと固定出来て走っていても特に脱落の心配は感じなかった。ビニール越しの画面の映りも特に問題はなく、タッチパネルの感度が阻害されることも無かった。グローブがタッチパネル向けだったら操作に関するストレスは感じないだろう。ただ、やはり電源ボタンの操作は困難で、結論としては物は悪くないが、使う機種を選ぶかなといったところ。

ナビはダメ。自転車で楽しようと思ったら距離よりどれだけ平坦な道を使うかが重要なのはよく知られているが、グーグルマップの徒歩用ではお構いなしに急坂のあるコースを選んでくるし、さらに、階段まで入ってたりする。横浜の丘陵地帯のコースを登らされて下りが階段だった時にはのぼりで稼いだ位置エネルギーを思って泣きそうになった。また、徒歩に合わせて合図が出るため自転車の走行速度では全てタイミングが遅い。入り組んだ道になると却って迷わされる。やっぱり自転車専用ナビが必要だろう。

携帯バッテリーの持ちに関しては、やはり相当食う。環八~二子玉川~多摩川サイクリングロード~第三京浜側道~日産スタジアムというようなコースを想定していたが、二子玉川につくころにはバッテリーは40%程度にまでなってしまって、もっとも使いたいエリアで使えないというような感じになってしまった。長距離走るならやはり予備バッテリーを常に繋いでおく必要がありそうだ。

用意したバッテリーは十分な性能で、試合中に携帯に繋いでおいたら、帰りには100%まで回復していた。

試合は負けた。